はじめに
ChatGPTが世に公開されて生成AIブームが始まってから早2年弱。
仕事での活用が着々と進んでいる状況ではありますが、せっかくなら仕事以外の日常生活でも上手く活用していきたいですよね??
じゃあ日常生活でどれだけ皆が生成AIを使ってるのかというと、
なんと、10%未満!!!
なぜ利用していないかというと「使い方が分からないから」だそう。(まぁ分かる)
今回は日常生活での生成AI活用について、本業で生成AIサービスを担当している筆者の目線で「日常生活での生成AI活用」について考えてみましたので、みなさんのちょっとした気づきになれば幸いです。
「プロンプトエンジニアリング」は日常生活では不要かもしれない
みなさん、「プロンプトエンジニアリング」をご存知でしょうか?
生成AIが上手く回答を出力するように、入力する文章を工夫することです。(正確ではないけどだいたいこんな感じ)
ビジネスにおける生成AI活用では「求める回答精度にするために必要不可欠!」と言われているものなのですが、
結構考えるのが大変ですし、生成AIに詳しくないと難しいレベルの話です。
SNSやWeb上でも「生成AIをうまく活用するためにはプロンプトを工夫しましょう!」などよく目にしますよね。
でも、私はこう思うのです。
日常生活でそんなものをいちいちやってられない!!
生成AIは便利なはずなのに、かえって面倒くさいものみたいになってしまっていると思っています。
面倒くさいものをわざわざ使わないのはごく自然なことですよね。
気軽に使えて便利だからこそ価値がある
世の中には便利なものに共通することは「簡単で使いやすい」だと思っています。
生成AIで例えると、ChatGPTの「GPTs」はその良い例ではないでしょうか??
特定タスクに特化したAIはそのタスクを実行するために質問を投げるなどしてきちんと誘導をしてくれるので、
ユーザー側はそれに従ってチャットするだけで高品質なアウトプットを出してくれます。
このようにユーザー側に利用する際の負担をかけずに生成AIのポテンシャルを引き出せる仕組み作りが重要だと思います。
日常生活での活用は「ちょっとしたこと」で良いんじゃない?
じゃあ日常生活で生成AIを使っていくにはどうすれば良いの?という話になるのですが、
筆者のおすすめの使い方は「ちょっとしたこと」で生成AIを使うです。
ほんとにちょっとしたことで良いのですが、例えば、、
- 晩御飯の献立
- 違った休日の過ごし方
- インテリアのレイアウト
- 旅行プラン など
こんな感じで日常生活のちょっとしたことではあるものの、
自分の頭の中では考えられなかったようなアウトプットが生成AIによって生み出されるので
これ便利じゃん!と実感できるはずです。
日常生活にも生成AIを取り入れてまた違った日常を!
生成AIは「膨大な知識を持った隣人」と思うことができれば、
ご紹介したような日常生活のちょっとしたことを相談したり一緒に考えてもらったりできるようになるでしょう。
少なくとも日常生活でプロンプトエンジニアリングが必要なことをするのはハードルが高すぎます笑
とはいえ実際に触ってみないと分からないこともあると思うので、
うまく生成AIを日常生活で使うためにも日常生活のちょっとしたことで使ってみてください。
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